全国信用情報センター連合会
個人信用情報を管理している機関で消費者金融が持っている個人信用情報を相互に交換、紹介できるところを全国信用情報センター連合会といいます。
全国組織で加盟している信用情報センターは33となっています。
略してFCBJといわれることもあります。
消費者金融にとっては信用情報の参照によって貸し倒れを防いで、利用者にとっては迅速な審査のために利用される機関です。
ローンやクレジットに関する情報が記載されるので融資の状況がよく分からなくなってしまった場合などに、本人の確認が出来るものを提示するとその情報を開示してくれます。
全国の信用情報センターをネットワークで結んで、相互の情報提供や素早い審査を実現しています。
クレジット販売でも個人信用情報は参照され、その人の返済能力を見られることになります。
通常の融資を受ける場合ももちろん、事故情報など消費者金融に不利になるような情報も記載されます。
そういった情報を相互に提供しあう事で消費者金融と利用者の利益を守るために設立されたのが全国個人情報センター連合会です。
個人信用情報の管理と編集、参照を主な業務としています。
その情報は数年間保持され、利用者の借りすぎなどの抑制をしています。
よくブラックリストなどと呼ばれるものはこれに記載される情報をさす場合があります。
他の信用情報機関との連携もしており、銀行系、信販系と消費者金融系の相互の情報を参照する事で消費者と金融機関の利益を守っています。
全国の情報機関として、諸費者金融の信用情報のネットワークの中枢としてその業務を実行している全国信用情報センター連合会です。
借りすぎや長期延滞には十分注意しましょう。