ひまわり証券
ひまわり証券とは個人向けデリバディブ取引の先駆となった新興の証券会社です。
デリバディブと「はA社の株を買う」という現物取引に対して、「10日後の日経平均を買う」というように現物の価格によって間接的に、しかし確定的に価格を決定できるものを対象とした観念的な取引のことを言います。
日経225先物、外国為替証取引、債券先物取引などがありますが、かつては大口投資家や機関投資家向けだったので一口が高額だったり、多額の証拠金や預託金が必要だっりで、小口の投資家は近寄れず、投資信託などで、間接的に機関投資家を通して参加するしかなかった分野でしたが、ひまり証券の登場で個人が小額でデリバディブ取引に参入できるようになりました。
とくに債券先物に関しては現状でひまわり証券が唯一の窓口になります。
ひまわり証券のもう一つの特徴はセミナーなど顧客とのコミュニケーションを重視している点でしょう。
ほぼ毎日のようにセミナーを開講している他、WEBを通じたオンラインの投資教室も開講されている。
投資の世界では本来自分が儲けるためには誰かが損をしなければならないわけで、投資家同士がコミュニケーションといっても、互いに相手を出し抜こうというスタンスになるわけですが、小口の投資家同士だと隣の人が直ちに敵と考える必要はないわけで、みんなで一緒に儲けようよという意識が生まれてもOKなわけです。
殺伐とした投資の世界が明るくなるのは歓迎です。